日帰り白内障手術の流れ
① 診察・手術予約
ご来院していただき、手術日と術前検査日の予約をとります。
手術までは通常、約1ヵ月のお時間をいただきます。
② 術前検査
手術の約2週間前に術前検査を行います。
眼の状態を詳しく検査し、手術やその後の生活について丁寧にご説明します。
③ 手術前の点眼
ご自宅で、手術の3日前から抗菌剤の目薬を1種類点眼していただきます。
④ 手術当日
手術自体は10分程度です。
手術の準備のために、開始時間の約90分前にご来院いただきます。
※手術後にご自身でお車を運転して帰ることはお控えください。
⑤ 手術方法
- 目に小さく切開をいれます
- 濁った水晶体を取り除きます
- 眼内レンズを挿入します
⑥ 術後検診
手術翌日は朝一番に診察します。
術後3日間は毎日検診します。その後は1週間後、2週間後、1ヵ月後、2ヶ月後、半年後の検診予定となります。
白内障以外の疾患がある場合や術後の経過によっては、上記と異なるスケジュールとなります。
【手術器械】
Alcon社製infinityにて白内障手術。
硝子体手術はAlcon社製constellationにて行っています。
顕微鏡は、Ziss社製VISU200
手術場は2階にあり、へパフィルター完備の陰圧手術室です。
※へパフィルターとは
High Efficiency Particulate Air Filterが略されたもので、JIS規格で『定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率を有しており、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルター』と規定されております。高度な清浄空間が要求されるクリーンルームやクリーンブース用の精密空調機器、製造装置の組込み用のファンユニットにも用いられ、クリーン度クラス100〜10,000までに対応が可能です。より高いクリーン度が要求される施設・設備では、ULPAフィルター(Ultra Low Penetration Air Filter)があり、JIS規格で『定格風量で粒径が0.15 µmの粒子に対して99.9995%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルター』と規定されております。
【外来器械】
レフ検査:NIDEK
ノンコン: